社員の素顔


普段会社では厳しい顔をして仕事をしていることもありますが、会社をでればそこには普段の生活を楽しむ社員の顔があります。そんな社員の素顔を少し御紹介します。

 


エンジニア

「一見無駄と思われることも、後になってプラスになっていたらいいなと思うんです」。
 今年の夏、特にそんな無駄な収穫があったという。

毎年夏期休暇には一人で遠方へ出かけていて、以前は車で鳥取まで行った。今年はどこへ出かけよう…。脳裏に浮かんだのが青森へのママチャリ旅行だ。
 「週末はフットサル、冬場はスノボをやっているので体力には自信があったんです」
 リュックサックにパンツ1枚、Tシャツ2枚を詰め込んで国道6号をひたすら北へ向かう。

旅先では数々の誤算に見舞われた。一つ目が孤独。「仙台に着くまで、会った人の数は10人未満。途中、野良犬に追いかけれました(苦笑)」行き交うトラックの排気ガスと汗と雨にまみれた孤独な旅人だった。
1日目は不眠不休で走り続け、2日目は旅館に宿泊。仙台に着いたのは計算通り3日目だった。2つ目の誤算は臀部を襲った激痛だ。「サドルに座れない位の痛みでした(泣)」

仙台でその先を目指すことを断念。ここで追い打ちをかけるように三つ目の誤算が。元々目的地に着いたら自転車を宅配で家に送ろうと思っていたのだが、数千円程度のつもりが1万5000円かかると言われて大ショック。
結局、駅前にカギを付けたまま自転車を置いてきた。「いざ置いていくとなるとかわいそうで、誰かに乗ってもらえたらと思ったんです」。夏休みはこうして仙台でピリオドを打った。


マネージャー
複数の案件を抱える多忙な毎日の村田さん。「宴会部長」の異名も持ち、ノミュニケーションに人一倍心がけることでも有名だ。

さらに、村田さんはもう一つ別の顔も持つ。
それは自称「村田自動車」社長。現在所有しているのは車5台、バイク10台(過小報告)。自分好みにチューンナップするのが趣味だ。
「派手な改造ではなく、見る人が見ればわかる渋さを目指しています」

高校時代に念願の免許を取得して原付バイクをゲット。走りをさらに快適に、また、他者とは違うバイクに乗りたいという欲望が日増しに大きくなり、いわゆる「メカオタク」の世界に足を踏み入れることに。
「村田自動車」の前身である。
「独身時代は会社を定時で上がり、自宅でバイクに向き合うこと4、5時間。ひたすら作業に没頭しましたね(苦笑)」
当然のことながら、4輪への興味を抱くようになるのはそんなに時間はかからなかった。そして、

「当時所有していたディーゼル車はスピードが出なかったので、それなら速く走れるようにターボを付けたいと思って。ディーラーや工場に通って情報を集めたり、技を盗んだりしました」
材料から溶接して必要な部品そのものを作り上げてしまうなど、メカいじりはさらに加速。
「ディーゼル規制が厳しくなっていることもあり、エンジンをガソリン車のものに載せ替えてみようと思いつきました。あともう少し手を加えれば、公認車検を受けられるので公道を走ることも可能です」

手は油だらけ、重い部品を上げ下げし、時には車体の下に潜り込む。土日の村田さんは車修理工場の職人を地でいく。社会人になれば、学生時代の趣味から遠のく人も少なくないが、村田さんの場合は今もその情熱は一向に冷めやらない。
「仕事から完全に離れ、集中できる。端から見れば重労働のこの趣味は自分にとってサイコーのストレス発散ですね」

今、「村田自動車」本社を建築中だ。(取り組んでいるのはガレージ作り。)土木の本を読んで基礎から勉強し、屋根まで葺いた。ちなみに所有車の一台は、鉄筋を組み上げる時にも役立つトラック搭載型のクレーンである。

夢は整備工場を営むこと。50過ぎからのスローライフが目標だ。夢の実現に向けて、今日も部長としてバリバリ働く村田さんがいる。


マネージャー

JCSの「釣りキチ」といえば、この方だ。「私から釣りを取ったら生きる屍(しかばね)です」とまで言い切るほど、釣りへの情熱は熱い。そんなマネージャーが将来の夢を熱く語る!

父親の影響もあって、小学生で釣り竿を握っているが、ひょんなことから三宅島に行ったことが運命を大きく変えることに。
「三宅島での釣りは連想できなかったんですが、現地のオヤジさんに誘われて磯釣りを。それから取りつかれてしまいました」

それから10年の月日が流れ、今では月に1度、竹芝桟橋から船で約7時間かけて最愛の三宅島に通う。「自然との対話をしながら釣りができるのが最大の魅力。天の川に抱かれて夜釣りをするのはサイコーです」
竹芝桟橋船の岸壁から船が離れた瞬間から浮き世のことは一切飛んでしまうという。
 「仕事で何があろうが、船に乗ったら降りることはできませんから(笑)」

将来の夢は三宅島で釣り好きが集まる民宿を開くこと。「磯で踊るように釣りをしたいという願いを込めて、民宿名『磯の踊り子』と決めているんです」夢実現のための準備にも熱が入る。今は釣り愛好者が集まるHPを立ち上げ、日本一の釣りサイトを目指しているとか。
三宅島の雄大な自然環境に身を置くことでリフレッシュし、翌週からの仕事に勤しむことができるという。
 「実際は釣れないと、翌週からブルーで次はいつ行こうかとずっと引きずるんですが(苦笑)」